- CES(California Energy Commission)が、250メガワットの太陽熱発電にゴーサインを出した。このプロジェクトはSpainのAbengoa社がスポンサー。年内に着工との事。(アメリカ資本でなくてもどんどん許可はおりる。)
- この発電所は、Los Angelesの北100マイル(160キロ)のSan Bernadino Countyにあり、Parabolic Mirrorsと特殊な液体を満たした「Trough(樋)」で熱を集めて発電する。極めて普通のやり方であるが実績があり、現在稼働中の94%、計画中の95%の太陽熱発電はこの方式をとっている。
- このプロジェクトは全部で9ヶ所で計画中のカリフォルニア州の太陽熱発電プロジェクトの一つで、9ヶ所が全部稼働すると4.3ギガワットの発電能力になる。今年末までに着工しないと補助金がおりないので時間との戦いになっている。
- それ以外の8個のプロジェクトは
- the 250 MW Beacon Solar Energy Project
- the 1,000 MW Blythe Solar Power Project
- the 850 MW Calico Solar Project
- the 250 MW Genesis Solar Energy Project
- the 709 MW Imperial Valley Solar Project
- the 370 MW Ivanpah Solar Electric Generating System Project
- the 500 MW Palen Solar Power Project
- the 150 MW Rice Solar Energy Project
- 上記の9ヶ所を含めて、全部で30ヶ所のCSP(concentrating solar power)プロジェクトが全米で計画されている。(全部出来れば8.8ギガワット)
下記の表は"fast-tracked"と言われる優先順位が高くて認可処理が優先的に行われる10個のCSPプロジェクトの一覧。(8月12日のバージョンなので少し古い。)