Utility(電力会社)レベルでの蓄電

Utility(電力会社)レベルでの蓄電の例です。
下の写真はNGK Insulators社日本ガイシ社)が、アメリカのAmerican Electric Power社(電力会社の一つ)のWest Virginia州Charleston市の風力発電施設に納入した蓄電施設です。 数時間分の風力の変動をバッファリングしてグリッドへの電力流入を平均化出来るとの事。ナトリウム硫黄(NAS)電池を使用。この記事によると、この写真のユニット3個で6メガワットのバッファリングが可能で、$27Mとの事。う〜〜ん、高いのか安いのか判断に迷いますね。

先日のブログに書いた20ギガワットを蓄電しようとすると、単純計算すると3000台以上必要な計算になります。やはり、もう一桁蓄電効率をあげる必要があります。大型化が可能なナトリウム硫黄(NAS)電池でこれですから、やはりフロー電池とか色々新しい方式を考える必要がありそうです。ビジネスチャンスです。