ライフ・プラットフォームの台頭と大企業のDx模索

昨日は、大手町で開催されたセミナーに参加。
渡辺さん+海部さんというゴールデンコンビによる『ライフ・プラットフォームの台頭と大企業のDx模索』。
非常に面白く、かつ私のエネルギービジネスに役立つ内容でした。
シリコンバレー仲間のセミナーに、日本で参加するというのも面白いです。
https://www.facebook.com/events/825773271224703/

f:id:YukioSakaguchi:20200212100646j:plain

 

「やわエネサークル」のロゴ

先週参加した「やわエネサークル」のロゴが非常に可愛いです。
日本人のソウルフードであり、エネルギー源である「卵かけご飯」をイメージしています。
ロゴ作成は、Story Designの細井愛さんです。
https://aistorydesign.jimdofree.com
私はエネルギー関連のビジネス経験が長いですが、これまでは「年配の男性がスーツを着て難しい話をする」パターンが多かったですが、このロゴは、サークルの下記の趣旨とぴったりで、「時代は変わった感」満載です。
ーーーーーーーー
『エネルギー業界に関わりたいけど、難しそう。とっつきにくい』と感じている方々に向けて、エネルギー業界でいきいきと働く女性たちが業界の面白さ、意義、将来性などを発信していく団体

f:id:YukioSakaguchi:20200212100327j:plain



 

ベイエリアの複数のエネルギー機関が、分散型エネルギー貯蔵システムを共同調達することを発表

ベイエリアの4つのエネルギー機関East Bay Community Energy、Peninsula Clean Energy、Silicon Valley Clean Energy、Silicon Valley Powerは、約33MW分の分散型エネルギー貯蔵システムを調達するため共同提案を行うと発表した。当該調達は、PG&E社による大規模計画停電(Public Safety Power Shutoff)が発生したことを受け、電力供給の強靭性を改善することを目的としている。当該調達においては、新規または既存の太陽光発電システムを含めることが想定されており、停電時に独立して電力を供給することが可能なシステムでなければならない。次の山火事シーズンに対応できるよう、第一回目の設置は2020年9月までに実施することを計画している。

やわエネサークル

「やわエネサークル 」で、プチセミナー講師を務めさせていただきました。
参加型のイベントで、極めて面白く、かつ勉強になりました。

一番勉強になったのは「参加型イベントでのファシリテートの重要さ」でした。
4名のファシリテーター(運営メンバー)が進行されたのですが、とにかく盛り上げ方が上手で、感動ものでした。
ファシリテーターの土屋さんが『進行と共に場の空気があったまっていくことに感動しながら、とても楽しくあっという間の4時間でした』と書いていらっしゃいますが、まさにその通りでした。f:id:YukioSakaguchi:20200212095842j:plain

f:id:YukioSakaguchi:20200212095843j:plain

f:id:YukioSakaguchi:20200212095846j:plain

 





SDG&Eが、新たに2000台のEV充電器を設置する提案をCPUCに提出

San Diego Gas & Electric(SDG&E)社は、2,000台のEV充電器を同社管轄地域に設置する提案書をカリフォルニア州公共事業委員会(CPUC: California Public Utilities Commission)に提出した。これは同社のPower Your Drive Programを拡張するものであり、同プログラムを通じて既に255箇所に計3,000台の充電器が設置されている。今回の提案がCPUCの承認を得られた場合、SDG&E社は今後2年間で200箇所に充電器を設置する予定である。同社管轄エリアのEVは約47,000台にのぼっており、公共の場所での充電需要が高まっている。
http://www.sdgenews.com/article/sdge-looks-add-another-2000-ev-chargers-region

f:id:YukioSakaguchi:20200116164914p:plain

 

LBNLが分散型太陽光発電の設置に係るトレンドをまとめた年次報告書を公表


ローレンスバークレー国立研究所(LBNL :Lawrence Berkeley National Laboratory)は、分散型太陽光発電の設置に関するトレンドをまとめた年次報告書「Tracking the Sun」を公表した。主な内容は以下の通り。
PVシステムの1件あたりの設置サイズは継続して増加しており、2018年の設置サイズの中央値は、家庭用システムで6.4kW、家庭用以外のシステムでは47kWであった。
2018年のモジュール発電効率の中央値は、システム全体で18.4%に上昇したが、これは昨年より、ちょうど1%の増加であった。
2018年の全米での太陽光発電設置価格の中央値は、家庭用システムで$3.7/W、家庭用以外の小規模システムで$3.0/W、家庭用以外の大規模システムで$2.4/Wとなり、前年と比較しそれぞれ、$0.2/W(5%)、$0.2/W(7%)、$0.1/W(5%)の下落となった。
下図には、2000年から2018年にかけての3部門でのシステム価格の推移が示されている。

f:id:YukioSakaguchi:20200116165029p:plain