メモリズム

日本に戻る度に、お話を伺っている「エイ・オー・テクノロジーズ社」の井上社長(博士)と、(H)時代の大先輩の小高さんと、真剣な打ち合わせ+飲み会。
「エイ・オー・テクノロジーズ社」は、画期的な「メモリズムプロセッサ」を開発中 (→詳細はホームページへ)。
 システム設計のボトルネックを解決する極めて現実的な解の話を聞くと、ワクワクドキドキが止まりません。
以下、同社のホームページよりの抜粋です。
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「メモリズムとは」
・メモリズムプロセッサは、CPUやGPUなど従来型プロセッサが苦手な「データ検出を伴う処理」を肩代わりするプロセッサです。
・従来型プロセッサとメモリズムプロセッサの分業処理により、「情報処理の近代化と呼ぶに相応しいコンピュータのリニューアル」が実現し、人と地球にやさしいコンピュータに変身いたします。
・CPUの苦手な処理に比較して、数千倍以上の電力性能となります。
「現在の情報処理」
・現在のコンピュータ(ノイマン型)は、1946年の誕生以来CPUやメモリ、周辺機器の大幅な性能の向上はありましたが、システムの進化は全く有りませんでした。
「今後の情報処理社会」
・今後の情報処理の必須ニーズは、低炭素社会への対応はもとより、AI、IoT、BigDataの活用など多岐にわたります。
ムーアの法則で知られる半導体の微細化技術が限界に迫り、CPU、GPUの性能が上がりにくくなるので、これまでの情報処理の常識や価値観に捉われないイノベーションが必要となってきます。
・現在のコンピューティングは、CPUやGPUとメモリが基本となります。
・CPUはあらゆる種類のデータを処理できるのが特徴であり、GPUは算術演算を得意としていますが、CPUやGPUとメモリ間でデータを授受する際のバスボトルネックが問題となっております。
「データの検出」
・「データの検出」を伴う処理は、バスボトルネックの影響をまともに受けるため、インデックスを作成するなどの前処理に頼らざるを得ません。
・しかしながらこの前処理はアルゴリズムが複雑で最適化を図る必要がある事などから、専門家でなければ対応できません。
・このため情報処理の効率が悪く、それがIoTやAIが進化しにくい原因となっています。