自動車排出基準に関し、カリフォルニア州が複数の自動車メーカーと自発的な枠組みを構築

 トランプ政権が引き下げを行おうとしている連邦の自動車排出基準に関して、カリフォルニア州と自動車メーカーのグループは、代替案として自発的な枠組みを設定することに同意した。今回同意された主な内容は以下の通り。
       • 2022年型から2026年型のモデルについては、自動車の温暖化ガス排出を毎年平均3.7%削減する。
      • ゼロエミッション技術の推進に対する報酬に関し、自動車メーカーは、バッテリー車、燃料電池車、プラグインハイブリッド車等の車を販売する場合、車種ごとの係数に販売台数を乗じたクレジットを受け取ることができる。
     • この枠組みに参画する企業は、上記事項に同意し、またカリフォルニア州の温暖化ガス、ゼロエミッション車のプログラムに異議をとなえない。
当該枠組みに賛同しているのは、Ford社、Honda社、北米BMW社、米国Volkswagen社である。

https://ww2.arb.ca.gov/news/california-and-major-automakers-reach-groundbreaking-framework-agreement-clean-emission