カリフォルニア州が2050年に温暖化ガス排出を1990年比で80%削減するためには、運輸部門の排出を大幅に減らす必要がある。
現在のカリフォルニア州のZEV(Zero Emmission Viehcle)規制値は、下表の通りで「2025年に各自動車会社はZEVを『22%』以上販売しないといけない」ところまで決まっている。
2026年以降を筆者が勝手に予想したものがその次のグラフ。
現在の自動車会社へのZEV規制値(販売台数%)は、毎年2.5%づつ増えているが、これを2026年以降もそのまま2.5%づつリニアに増やしたケースが「赤」。
2026年以降、規制値を22%から毎年10%づつ指数的に増やしたケースが「青」である。
赤のケースではZEVの販売割合が100%になるのは2057年。
青のケースではZEVの販売割合が100%になるのは2041年。
筆者の予想は青でガソリン車販売禁止は2035年から2040年のどこかになると思う。