ハワイのデマンドレスポンスとアグリゲーションビジネス

ホノルルでのカンファレンスの2日目の「デマンドレスポンス」のパネル、なかなか面白かった。
ハワイ電力では、アンシラリーサービスを市場化しようとしているが、同時にデマンドレスポンスをアグリゲートして電力資源に取り込もうとしている。「ピーク時の需要を減らす」という目的を超えて「電力資源に」である。
そのために「アグリゲーター」の役割を再定義している。
ハワイは小さな島の集合体であるので、再エネが増えるに従って電圧・周波数の上下の振れが激しくなり、最悪停電につながる。
その変動をいろいろな資源をアグリゲートして抑えようとしている。
左から2人目が、デマンドレスポンス担当マネージャーのRichard Barone氏。