InterSolar+Energy Storage Conferenceの3日目。

今日のセッションも情報満載である。
分散電源、特にルーフトップソーラーは全米各地で増え続けているが、それぞれの配電線(Feeder Line)に一体どれぐらい入れられるのか、どれだけ入ったらどういう問題が起こるかは、いままでは極めて曖昧な予想しかできていなかった。
これを、Feeder Lineごとに、(1)センサーとスマートメーターを使った測定と(2)コンピューターシミュレーションを行い、具体的に目に見えるようにしようという活動が全米で行われている。
分散電源管理に関しては、「アドバンスドインバーター」が実電力と無効電力の制御を出来るようになる効果が大きいが、その結果を見えるようにする意義は大きい(カリフォルニアとハワイで今年9月から必須となる)。
アメリカは州政府や電力会社がこういう地道な活動を何年も前から進めている。写真は、カリフォルニア州およびサンフランシスコ市内のシュミレーション結果である。