米国では、「Shared Solar」という新しい試みが始まっているが、下記の報道記事にある「町営ソーラー」も似たようなアプローチである。
ちなみに、設置コストの750,000,000円(=US$6,250,000)を1,990,000Wで割ると、1Wあたりの設置コストは$3.14となる。
長島町の町営太陽光発電所「長島夢追い元気発電所」が同町城川内の町有地に完成し、発電を開始した。町は、売電収益の半分を町内の全自治会に1世帯あたり1万円の割合で補助金として分配し、集落の活性化に役立ててもらう。
約3万7300平方メートルの町有地にソーラーパネル8260枚が並んでいる。出力1990キロ・ワット、総事業費約7億1500万円。
町企画財政課によると、約870世帯分の電気を作り出し、九州電力への売電収益は年間約9000万円の見通し。このうち約4500万円を町内57自治会に世帯数に応じて分配し、活性化のために自由に活用してもらう。
川添健町長は「少子高齢化が進む集落の活性化は重要な課題。各自治会は補助金を有効に活用してほしい」と話している。