2035年までの米国の自動車の電動化の予想(by IEE)

IEEによる電気自動車の増加による電力需要増加の予想。
米国のみです。かつ縦軸は消費(増加)するであろう電力量。
因みに、米国の人口は2014年で3億1,890万人。
予想1(Low Scenario : 530万台/2億7,600万台 =2%))
 
  → 9 - 22 million metric tonsのCO2削減
予想2(Medium Scenario : 2,500万台/2億6,1000万台 =10%)
 
  → 41 - 94 million metric tonsのCO2削減
予想3(High Scenario : 3,000万台/2億5,600万台 =12%))
 
  → 51 - 116 million metric tonsのCO2削減

因みに、米国(全米)で今現在(2012年)走っている自動車(Light Duty Vehicles)は、約225M(2億2500万)台で、これが米国の60%のエネルギー(ジュール換算)を消費しているらしい。
仮に、2035年カリフォルニア州プラグイン車が約1,000万(10M)台走っていたとして、各車が毎日20kWh使ったとして、単純計算すると
 10,000,000台 x 20 kWh/台・日
 = 200,000,000 kWh/日
 = 200 GWh/日
仮に、1年間に300日走ったとして、
 200 GWh/日 x 300日/年
 = 60,000 GWh/年
 = 60 TWh/年
う〜〜ん、なるほど。カリフォルニア州の年間電力需要(300TWh/年)の20%に相当する。
電力グリッドに与える影響は大きい。
(カリフォルニア州の人口は3,800万人です。)