IHIもA123 Systemsのセルを利用(2.8MWh)

ところで、NECやAESだけでなく、IHIもA123 Energy Solutionsのリチウムイオン二次電池の技術を大型の蓄電装置(下の写真)に使っている。

下は、このシステムに使っているラミネート状のセルの写真。

以下、IHI発表資料と一部の報道資料より抜粋。
こちらの記事も詳しい。

    • 蓄電容量は2.8MWh、最大出力は1MW
    • オリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池を使用
    • コンテナ内部はラック構成になっており、複数枚のセルをまとめたモジュール(トレイ)単位で容量を変更可能
    • モジュールの直列・並列接続を変えることで顧客の要望に応じて出力を変更可能

当初、日本の報道資料を見ていたら、「このセルの出力は20A」とあったので「どうやっても計算が合わない」と思った。
あとで、A123のサイトで再確認すると「20Ah」となっている。まったくぅ.... A(アンペア)とAh(アンペア時)を混同しないで欲しい。