照明
確かに、LED照明は白熱電球や蛍光灯に比べて寿命が長いが、設計に気をつけなければ寿命は一気に短くなってしまう。 例えば、 LEDが発光するのは「P型半導体」と「N型半導体」の接合面(Junction)であるが、この接合面が高温になる。半導体であるため、接合面…
中国では、LED照明関連ビジネスで「十城万盞」と呼ばれる補助金政策が進められている。 「十城万盞」は、 LED照明のテストモデル都市での導入による内需の喚起で技術面の進歩も狙っている。 LED照明のモデル都市プロジェクトとして1…
街灯(Street Light)もかなり電気を食う。San Joseには、65,000の街灯がある。今の街灯はHPS(High Pressure Sodium Light)という黄色のナトリウム光源を使うケースが多いが、1灯あたり200W ~ 500W程度の消費電力。 仮に平均を250Wとすると、250W x 65,000 …
このCFL(Compact Fluorescent Light)は、19Wの消費電力で1,250ルーメンということなので、発光効率は66ルーメン/W。 最近のLED電球の「電球色(Warm White)」の「ルーメン/W」は大体60~70。「昼光色(Cool White)」なら70~80。 ところで、パナソニックが今年3…
はい、約束通り1個20セントのCFL(Compact Fluorescent Light)を買って来ました。 下の写真がラベルの拡大ですが、なんとPG&E(北カリフォルニアの大手の電力会社)が補助金を出しているので安いのですね。 19Wの消費電力で白熱電球75Wと同じ明るさだと言って…
とにかく、ありとあらゆる所で、電力の消費量を減らさなければいけない。 とくに照明は、電力消費の大きな割合を占める。このため白熱電球は各国で順次禁止される。日本も2012年で国内での白熱電球の生産と販売がストップする。(特殊な用途を除く) 日…
しつこく続きます。 LED電球を色々比べているこのサイトは非常に役に立ちますが、このうちシャープのLED電球は、消費電力が多めだが、かなり明るいらしい。このうち「DL-LA62L」は全光束610lm。ランプ直下の明るさが白熱電球の60ワット以上の840ルクス。 右…
明るさに関しては、昨日書いた様に「光束」「輝度」「光度」「照度」とか色々な物理量があるが、そのなかで、「光度」の単位である「カンデラ」が「SI基本単位7つ」のうちの1つである。(なお「SI基本単位7つ」をおさらいすると、長さ(メートル)、質量…
先日、wikipediaから、 白色LEDでは、他の照明と違って発光成分のほぼ全てが可視光領域であり紫外や赤外領域には無視できるほどしか発光していないため、電力の変換効率は最大で34%と、蛍光管の25%、白熱電球の10%と比べて効率がかなり良い と引用したが、も…
LEDは直流(DC)で動くので、コンセントから来ている交流(AC)をあの小さなソケットの中で「AC→DC変換」しなければいけない。ここでロスが起きるのでエネルギーが勿体ないし、ノイズの発生源になったりする。変換ロスは熱になり、その熱を逃がす為にまた放…
発電過程におけるエネルギーのロスを色々書きましたが、もう一度このアメリカに於けるエネルギーの消費フローの図を見ると、発電で消費する40エクタ(10の18乗)ジュール(以下EJ)のエネルギーのうち、利用されるのが14 EJ、無駄になるのが26 EJです。65%が…
日本では、2012年より白熱電球の製造・販売が行われなくなります。非常に低消費電力で長持ちするが値段が高いのがネックだったLED電球の値段も急降下しています。 LEDで白色を出すには、gallium nitride(窒化ガリウム)を用いた青色LEDに黄色の蛍光物質…