海外電力会社の動向セミナー

水曜日(12/11)は名古屋の某社に呼んでいただいて、米国のエネルギービジネスの現状と、日本への影響について、4時間喋らせていただきました。
30名以上の参加者より活発な質問をいただき、私自身も勉強になりました。
セミナー終了後、立派な個室で美味しい食事をご馳走になり、日本食の美味しさを再確認。目で見る器や食材の美しさが「美味しさ」を引き立てます。

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マイクログリッド施設(Kahauiki Village)

昨日はオアフ島のマイクログリッド施設(Kahauiki Village)を見学。
2月に東京大学の視察団と伺った際は、フェーズ2の設置が始まったばかりでしたが、この8ヶ月で工事はかなり進んでいました。
設計施工の責任者のPaul氏にご案内していただきましたが、フェーズ2でソーラーもバッテリーも2倍以上に増設し、ほぼオフグリッド化が可能との事。
「技術面」だけではなく「マイクログリッドの経済性」についても貴重なお話を伺えました。
ここも「ソーラー+バッテリー+自家発電+太陽熱温水器」をうまく組み合わせて、電気代をミニマムにし、かつ災害に備えています。

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Maui Brewing Company

マウイ島のMaui Brewing Companyにお邪魔し、先進の「ソーラー+バッテリー+自家発電+CO2回収」を見学。
導入責任者のRussel氏の詳細な説明付きで、通常は外部の人には見せない施設も見学させてもらいました。
最後に、試飲室で出来たての生ビールをご馳走になり、とても有意義な1日でした。
導入のポイントは下記との事。
(1) ビールを安定的に醸造するためには、かなりの電力が必要
(2) マウイ島の電力料金やデマンドチャージはとても高い
(3) マウイ島では停電が多いが、停電が発生すると醸造中のビールを廃棄しなければならずその損失は甚大

写真撮影と掲載の許可を得ています。

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CECは2019〜2020年度のClean Transportation Programに対する$95Mの投資計画を承認

 
カリフォルニア州電力委員会(CEC: California Energy Commission)は、同州の2019-2020年度のClean Transportation Programに対して$95Mの投資を行う計画を承認した。当該プログラムは同州において、輸送部門のクリーン化を推進するための主要な資金源である。これまでに、EV充電インフラ、水素ステーション、代替燃料生産等のプロジェクトに対して$830M近くの資金が投資されている。下図に最新の割当により投資を受けたプロジェクトが示されている。

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「米国の最新エネルギー事情」についての講演

昨日は、東京電力の「経営技術戦略研究所」様にお呼びいただいて、「米国の最新エネルギー事情」について講演しました。
日本と米国では電力システムに関する考え方やアプローチが異なりますが、その違いを超えて、良いものはどんどん取り込んでいきたいという熱気を感じた4時間でした。

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